2015年2月1日日曜日

秘湯小薮温泉と宇和島鯛めし

ホテルに戻る。
「ちゃっちゃちゃらあ〜」
と、トリスバーのCMソングが、耳から離れませ。
そう、バー露口のBGMです。

2日目の明日、行きたい所は3つです。

まずは、早朝の道後温泉。
昨日行ったのが深夜だったので、朝の道後温泉を見てみたいのです。

2つ目は、小薮温泉に入ることです。
昨日、バー露口で温泉の話しになり、
奥様から、
「愛媛には、道後温泉以外でいい温泉あるんですよ!」
と言われ、
「小薮温泉(おやぶおんせん)ですか?」
と答えると、奥様はビックリしてました。
そして、「旅神の世界』のドアが開きました....。

小薮温泉は、愛媛県の山岳部にある秘湯系の名湯です。
女性に人気のアルカリ性単純泉で、
スベスベ美人の湯です。
「温泉不毛の地」四国にあって、徳島県の祖谷温泉と並ぶ数少ない名湯です。

旅神も残念ながら、まだ入湯していない温泉です。
今回、タイムスケジュールの関係で、
行くかどうか迷っていました。

そこに、「小薮温泉」という言葉を聞きました。
これはもう、『小薮温泉に行け』
という啓示以外ありえません。
見えない力に引き寄せられています。

3つ目は、旅神の「未踏の地、宇和島」へ行って、鯛めしを食べて宇和島城をみることです。
宇和島は、隠れた美食(魚介類)の宝庫と
以前から聞いており、是非一度行きたいと思っていました。

この3つの旅、結構ハードです。
が、プランニングは完璧です。
更に、今回は頼もしい相棒がいます。

相棒は、車で熊本から岡山までを日帰りする男です。
旅の距離感は、バッチリ合います。
というか、並みのレベルでは旅神のハードな旅に喜びを感じられないでしょう。

よし、そのためには早起きが
必要だな❗️
と、時計を見ると早朝3時です。
酔ってます。
スマートフォンの字も間違うな....。
まずい。

明日は、8時出発です。
7時前には起きないと....。
4時間弱か⁉️
よし、寝よう。

明日の天気は、快晴。
絶好の旅日和です。
どんな、新たな体験が出来るかな⁉️
楽しみ、楽しみ......。

    バー露口で、お土産頂きました。

    早朝の松山城、快晴。

    市電と松山城。

    道後温泉駅と坊ちゃん列車。
    これ、街中を走るみたいです。

   湯をくむ老人とわんちゃん。

    お、たまたまカラクリ時計が
    動きだしました。

   左右にカラクリが出てきました。

    これ、坊ちゃん人形です。

    早起きでお腹が空きました。
    軽く何か食べたいな❗️

   よし、練り物を食べよう❗️

   太刀魚巻きと、じゃこカツ。
   朝、揚げたては美味いな。

   匂いを嗅ぎ、猫ちゃんもやって
   きました。

   道後温泉本館、観光客向けの準備
   も整いました。

    愛媛県の秘湯、小薮温泉。
    これも、登録文化財です。
    道後温泉から、車で約1時間です。

    旅館として営業しています。
    質素な玄関ですね。
    まるで、普通の家です。

    この湯がいいですね。 
    ゆっくり浸かれば、疲れ取れます。
    山深いですが、雪はあまり降らない
    とのこと。

    宇和島駅前の風景。
    普通、100人に聞けば100人近くは
    宇和島なんか知らないでしょう。
    でも、旅神は今日来ました。

   昼食は、「とみや」で鯛めしです。

   まずは、旬の白魚の踊り食いです。

   口に入れると、口のなかで白魚が
   泳ぎます。
   残酷、でも美味。
   酢味で白魚の新鮮さが引き立ちます。

   鯛めし、登場です❗️
   出汁に、鯛を混ぜ合わせます。

   そして、御飯にかけます。
   う〜ん、美味いな。
   わざわざ宇和島に来た甲斐があった。
   今まで食べた鯛めしのなかで、
   ダントツ1番です。 
   最高‼️


   食後は、宇和島城の階段です。

    急な階段です。
    やっと、天守閣が近くなって
    きました。

   これが、伊達宇和島藩10万石の
   天守閣です。

    天守閣から見た、宇和島の景色。

   さあ、豊後水道を渡り九州に
   帰えろう‼️

    今日は、昨日の激しい波とは違い
    べた凪のようです。

   穏やか海、快適な航海です。

   いや〜、気持ちいいな❗️
   本当に良い旅だったな‼️

道後温泉と老舗名BARでの出会い

「大入亭、本当に美味かったな〜❗️」
と、気がつけば、男2人で何度も同じことを繰り返し言っています。

二人とも結構舌は肥えていますが、
その二人が文句なく満足しました。

「よし、温泉に入ろう❗️」
「せっかくだから、市電に乗り道後温泉駅まで行こう❗️」
と、向かいます。

道後温泉、全国的に有名な温泉です。日本書紀や万葉集にも、その名が記されているほど歴史は古い温泉です。

国の重要文化財である道後温泉本館を
中心に食事処やカフェ、みやげ物店が
集まり、温泉街の雰囲気を醸し出して
います。

さて、問題の塩素の状況はどうかな?
と、神の湯に入湯。
「ん、思ってたより塩素が気にならない⁉️」

だいぶ叩かれたからか、同じようにメジャーな城崎温泉の外湯や、有馬温泉共同浴場の金の湯などの塩素風呂に比べれば、まともな状況とみました。

一緒に入湯した彼いわく、
「塩素以外の衛生方法があれば検討したい」と、壁に書いてあったそうです。

ん〜、その姿勢は評価できる。
普段使いには、良いんじゃないかな。
道後温泉に、はるばる来た甲斐がありました。

さて、身体も温まった事だし、
松山二番町でチョット飲んでホテルに帰るとしよう。

松山二番町、五木ひろしのヒット曲
「夜明けのブルース」でも歌われた
松山を代表する夜の繁華街です。

そして、今日の目的の店は、
「バー露口」です。

80歳近いマスター夫妻に、全国的にも
ファンが多い、松山を代表する老舗の
名物バーです。

「バー露口へお願いします。」
と、タクシーに乗り込む。
「バー露口、店を閉めたかもしれません。」
と、タクシー運転手。

「え⁉️ 来るのが遅かったの❓」
「高齢だと聞いたが.....。」
「まあ、とりあえず行って❗️」

店の前に到着。
電気はついています、営業してる❗️
ドアを開ける、ほぼ満席だ。
 先客に席をつめてもらい、何とか座りました。

「何にしますか?」
「じゃあ、喉が渇いたので、ジントニックをお願いします。」
「ところで、さっき乗ったタクシー運転手が、露口は店を閉めたかもと言ってましたよ....。」
と、旅神。

「あら嫌だ、どこのタクシー? 」
「去年、病気で2週間休んでいたけど、
チョット休むとそんな事言われるのね。」
と、奥様。

安心しました。
優しくあたたかな雰囲気のご夫妻との会話と、マスターが作る極上のカクテルに心が癒されます。

「え、博多と熊本から船できたの⁉️」
と、会話が盛り上がります。

周りの客を巻き込み、道後温泉の話や、全国の温泉、方言、美食、BAR、絵画、写真部の話と、場は盛り上がり続きます。

まあ、旅神のお得意の分野ばかりですが....。
ただ、今回の旅の連れもなかなかの男で、話題豊富で華もあります。
二人のエネルギーとパワーが、次第にシンクロしていきます。

気がつけば、お客は我々二人とオーロラとホタルを専門に写真撮影している75歳の紳士だけになりました。

「また、来ますね、必ず。」
「名前は旅神です。」

「え、神様ですか⁉️」
ありがたい、ありがたいとマスター夫妻、名前をメモに書いて頂きました。

「今度、オーロラとホタルの写真を
見せますね。」
と、紳士。

ん〜、松山は人が素晴らしい‼️
明日の旅のヒントも頂いた。
皆んな親切だ。
絶対また来て、再会したい。
連れの顔を見ると、同じ思いだと思う。

「今度来るときは、飛行機か新幹線にしよう❗️」

夏がいいかな。

    松山の市電がやって来ました。
    夜は「坊っちゃん列車」走って
    ないのかな❓

   行き先が違う市電でした。
   松山の市電は、次から次へと
   すぐに来ますね。
   ナイスです❗️

   市電に乗車、レトロな感じが
   いいなぁ〜。
   値段は一律160円でした。

   道後温泉駅に到着しました。

   さすがに、夜10時なので人も
   少ないですね。

   道後温泉駅前の足湯です。
   これ、カラクリ時計なんです。

   深夜のハイカラ通りです。
   それでも人が歩いています。

    椿の湯、これも公衆浴場です。

   椿の湯を通り過ぎると、
   もうすぐ道後温泉本館です。
   あ、見えてきました。

   これが、道後温泉本館です。
   公衆浴場初の重要文化財に指定
   されました。
   度重なる増改築で迷宮と化した
   内部はもちろん、美しい建築美は
   一見の価値があります。

    中に入ると、こんな感じです。

   内部は撮影禁止ではありますが、
   チョット1枚撮影してしまいました。
   
    さて、温泉で身体も温まると、
    喉が渇きました。
    松山二番町の『バー露口』へ、
    タクシーで向かいます。
 
    何度もテレビや雑誌に出ている
    名物夫妻です。
    この昔ながらの8オンスのハイ
    ボール、最高の味でした。
    本当に素晴らしい方々で、
    お会いできて良かったです。

   サントリーで発売中の「角ハイ
   ボール缶濃いめ」は、
   バー露口が監修しました。

    絵の話題になりました。
    こんな絵を描いてください、
    と言われました。

    この絵もいいですね❗️

   右から2人目が、オーロラと
   ホタルの方です。
   好きなことをして生きている人は
   本当に若いですね。
   エネルギーいただきました。



松山の美食に感動

「結構、船揺れたね!」
と、旅神。

「そうですね。波の高さ1メートルはありましたよ!」
「ヨットなら出航出来ない波です」
と、ヨットを所有している彼。

「ん〜、そうなんだ。確かに、立っていられないぐらいだった。」
「こんな荒れた豊後水道を船で渡るなんて、一生自慢できるよ❗️」
「博多から飛行機だったら、もう松山に着いてると思うけど、この船旅が良いんだ‼️」
と、旅神。

でも、なぜか今日の揺れは全然平気であった旅神でした。

「よし、松山へ行こう❗️」
愛媛県の三崎港から、海岸沿いの道を一路、松山へ向かいます。
その距離70キロ、2時間の行程です。

「松山に着くのは19時ごろかな⁉️」
「腹が減ってきたな❗️」
「なんで、8時間もかけて松山に
  行くのかな❓」
  と、たわいのない会話の2時間です。

ただ、不思議と目的地の松山に近ずくほど、テンションが上がり自然に笑い声がでます。
本当に不思議です。

美食が待っています。
「旅神のセレクションは間違いないから❗️ 絶対美味いよ‼️」
と、なぜか自信満々です。

美食、旅の醍醐味ですね。
行程の苦しさも、美食と出会えれば
全て良き思い出になります。
困難であった行程ほど、思い出としては燦然と輝くものです。

それが、旅。
美食を信じて、男2人が四国の日が暮れた海岸を走り抜けます。

   松山も日が暮れました。
   19:30、夜はこれからです。

    松山の「大入亭」、魚には定評
    のある店です。
    お通しを食べて、料理のレベルを
    理解しました。
    ◎で、間違いありません。
    自分のセレクションに大満足です。

   さて、魚はなににしようかな❓
   全部、瀬戸内の近海物です。
 
   刺身盛合せ、1200円。
   鯛、オコゼ、鰆、マナガツオ、
   サヨリ、ヒラメ、ハギ、アコウ、
   コチ、イサキ、カワハギ、カンパチ、
   虎河豚、イカだこ、など。
   瀬戸内の魚は美味い‼️
   
    刺身には、地元の酒。
    愛媛の酒は、魚介類に合う酒が
    多いですね。
    いくらでも飲めちゃいます。

   この、マナガツオの焼き物も
   絶品です。
   臭みは全くなく、フワフワと
   清冽な味が口中に広がります。
   なぜか、とれたての天然鮎の
   味を感じました、不思議です。
   松山でも、希少な焼き物を
   頂きました。

    オコゼのほほ肉の煮付け。
    美味すぎて言葉がないです。
    現時点で、日本一のオコゼの
    煮付けです。
    唐津の洋々閣のオコゼの煮付けが
    1番でしたが、料理人が昨年引退
    し代替わりしたため味が微妙に
    変わりましたので。
    このオコゼの煮付けを食すために、
    飛行機でも行く価値あります。
    
   シラス入り玉子焼きです。
   人気メニューです。

    大将が、河豚のひれ酒を
    作ってくれました。
    普通のひれ酒の2倍は、河豚ひれが
    入っています。
    「セコイのは嫌いなので」
     と、大将。
    身体が芯から温まりました。
   
    よし、身体も温まったことだし、
    道後温泉に行って更に温まろう❗️