2014年10月31日金曜日

友の旅立ちを料理教室の手料理で送る

彼は会社の同僚で、同じ職場で働いたのは2回目である。
年齢は私より一回りも若いセクシーカリスマで、アクティブな漢である。
今回は3ヶ月と短い期間だったが、彼には色々な事を教えてもらったし、協力もしてもらった。
写真クラブの立ち上げ準備や祭りクラブの理念ビジョン作りなど。
残念ながら短期間で彼が博多を旅立つ事となり、昨日2人で料理教室の1日体験で自らが料理を作り別れを惜しだ。
私と彼以外の参加者は全員が女性だったこともあり、2人の珍道中ごとくドタバタであったが、他の参加者に助けられ楽しい時間を過ごすことができた。
彼にとっても、博多最後の夜に料理教室で料理を作るという体験は、一生忘れることがない良き思い出になったと思う。
私も料理教室参加は初めての経験であったが、料理の奥深さに改めて触れ大変有意義であった。(私は一人で11月から1年間、この教室に通います。食を極めるために。)
魚は表から焼いて表面を下にする。
昆布➕鰹節は2ではなく7倍。
天盛りは手を付けていない貴方の料理。
塩少々は二本指で摘んだ程度。
などなど、分かっていたような分かっていなかったような事が脳を刺激する。
今日、料理教室に参加して改めて「料理は旅である」と思った。
自分でプランニングして実行する。
思わぬアクシデントを知恵と勇気で回避して、アクシデントをプラスに変える。
熟練すれば目分量で料理ができ、ノープランで感性にまかせた気ままな旅ができるようになる。
料理と旅の本質は同じである。
今日、己れの目指した道が正しかったことを確信した。


   女性参加者に話しかける男性。

    洗い物をする女性とその食器を
    丁寧に拭く男性。

    本日の完成品。
    秋鮭の柚庵焼き、蓮根と牛肉の
    きんぴら、三つ葉と麹のすまし汁。
    柚庵焼きの柚子四人分を、男性
    2人で使ってしまいました。
    女性陣が主導したすまし汁には
    塩と醤油が入っていませんでした。

    馴染みの串ホルモンの店で、 
    ハイボールを飲みながら反省会。

   〆はホルモンが染み込んだスープ
   で作った入麺。

    今宵最後は馴染みのバーで。

    コンテスト入賞した技で、
    サイドカーを頂く。

   体に似合わずお酒に弱い彼には
   カクテルを。

   最後の別れの一杯は、挽きたての
   コーヒーで作ったアイリッシュ
   ウイスキー。テラスで冬の気配を
   感じながら体を温め、お互いの
   活躍と再開を誓う。
   

人生は毎日が旅 博多の市場

人生は毎日が旅だと思う。
右へ行くか左へ行くかを決めるのは自分。
立ち止まるか進むか、人と話すか話さないかを決めるのも自分である。
旅を振り返って、彼処に行っとけば良かった、あれを食べれば良かったと後悔したくないものだ。
人生も同じである。
後悔しないよう、自分の心の声に素直に耳を傾け、自分に正直に生きたい。
いつ、人生という旅の終わりがくるのか自分ではわからないのだから。
今日は静かに、素朴な肴で一献傾ける。
博多の秋も深まってきました。
美食の季節である冬がもう直ぐやってきます。
滋味深い料理を食し、人生という旅に
彩りを添えたい。


   博多の長浜市場で鰈煮付けを食す。
   煮付けは美味しいですね〜^_^

   鱧の天婦羅、秋の鱧は脂がのって
   美味しいですね。京都では松茸と
   合わせた料理をだす店が多いです。

   ちなみに昨日は、場末の店で
   酢モツと串ホルモン、おでんで一杯。

宮崎〜熊本 高速バス3時間20分の旅

宮崎での仕事は午前中で完了して、昼飯もそこそこに次の仕事の目的地の熊本へ向けてバス移動です。
なんと、3時間20分のバス旅です。
やはり、宮崎は九州の陸の孤島ですね。
このルートはこれで3回目ですが、今日は快晴で景色は最高かもしれません。
ただ、人吉を過ぎたあたりからは山とトンネルが多くなります。
人吉と言えば温泉ですが、私は3回泊まりがけで入湯しました。
鄙びたいい温泉が沢山あります。
旅館も人吉旅館や芳乃旅館などは文化財のようなものです。
秋晴れの日に温泉に立ち寄らず、素通りするのが残念です。


    南国宮崎で何故か味噌ラーメン。
    素朴な味です。

    宮崎駅前。天気は快晴で10月下旬
    なのに半袖で十分です。

   いざ、なんぷう号で熊本へ出発!

   えびのサービスエリアでくまモン
   とソフトクリームを食べる。

   えびのサービスエリアから見た
   田園風景。

   熊本に到着。いつも変わらない
   熊本城の勇姿。

宮崎の美食

今日は宮崎市内の寿司屋、光洋にて夕食をとることに。
光洋、宮崎では断トツの食ログ4.2で以前より気になっていた店です。
宮崎での寿司は初めてで、楽しみです。
なお、今回は生まれ初めて寿司屋で写真を撮ってみました。
撮影は笑顔の素晴らしい大将に快く了承して頂きました。
寿司は一代とよく言われますが、まさに大将の笑顔と人柄の店ですね。
鰹のタタキ美味しかったです。
寿司の細かい評価は止めときます。
また、築地から仕入れたという三厩の鮪がどんと鎮座していましたが、今回はパスしました。
ねぶた祭りの際に大間の鮪を頂きましたので、食指が動きませんでした。
土地柄か?地物のネタが少ないような感じがしましたが、あ、評価はしません。
話は変わりますが、宮崎県人は優しい人が多いですね。
都会に感化されて擦れることなく、純真な心を持ち続けて欲しいです。
そうであれば宮崎人は日本の宝です。


    黄昏時、雰囲気いいね。

   まずは愛媛県の地酒、石鎚。
   石鎚を注文したら大将がびっくり。
   一目おかれました。
   石鎚は魚介類に合ういい酒です。
   日本酒については、その辺の料理人
   より知ってます。と言うか飲んでま
   す。

    大将の笑顔と駄洒落、素敵でした。

   鰹のタタキ。さすがに綺麗な味で
   した。






    干瓢巻が美味しそうで、写真とる
    前に1個食べてしまいました。

   同じく写真撮影を忘れて1個たべて
   しまいました。里芋の一種の赤芋?
   を海老芋風に味付けして、その上に
   雲丹をのせています。美味です。
   あ〜京都が恋しいな。

宮崎県日向で神武と語る

宮崎出張を利用して28年振りに日向方面に足をのばす。
28年前は東京から車中泊の一泊二日の旅で、一気に日向まで行き台風なかフェリーで神戸港まで戻って来たことを思い出します。
残念ながら宮崎県北部には名湯はありませんが、日本の成り立ち、古代史を考察するうえでは、歴史の残滓が色濃く残る地域です。
そのなかで、美々津は言わずと知れた神武天皇東征の出発地点。
一度自分の目と感性で事実を感じてみたかったところでした。
実際に地形を見ると、耳川が海に力強く流れ込んでいて、神武軍団の姿が目に浮かぶようです。
その時の神武の思いは如何なるものだったのか?
ここから何人の神武が東征したのか?
想像はつきません。
西都原古墳群もそうですが、この地域は日本古代史に只ならぬ存在感を放っています。
美々津を歩いていると、時代から取り残された鄙びた港街の哀愁と底知れぬ不可思議な気持ちに包まれます。


   年間25万人が食べに訪れる
   西都市の鰻屋、入船。
   
   炭火の香ばしさが香る鰻。


   美しくも荒々しい海。

   海に吸い込まれそう!

    光の龍神が見えますか?

   日向のお伊勢さん、大御神社。
   主祭神は天照大神ですが、海人族の
   匂いが色濃い神社です。
   ちなみに天照大神は、藤原不比等が
   作った創造の神様です。
   アメノウズメの裸踊りに騙されて
   岩戸から出て来た天照大神は偽物、  
   という宗教家、歴史家も多い。
   

   有名な馬が背。もろ逆光で本来の
   迫力を描写できず。技術不足を反省。
   九州で一度は見るべき自然美の一つ
   です。

   神武軍団が出発した時の海は、
   月夜に照らされたベタ凪だったか?

   美々津は戦中、日本海軍発祥之地
   として政治利用された歴史がある。

鳴子温泉郷

久しぶりに宮城県の鳴子温泉郷まで足を延ばす。
今回の旅の目的は、もちろん温泉。
鳴子温泉郷は、日本の温泉泉質11あるなか9もの泉質(色々な分け方があります)を有する東日本屈指の温泉郷である。
温泉番付で言えば東日本の大関クラスです。
今回は温泉郷の川渡温泉を皮切りに5ヶ所に入湯(最近は健康を考えて1日5ヶ所迄と決めています)
黒湯、白湯、ヌルヌルの鰻湯など個性的な温泉が目白押しです。
鳴子温泉郷に住んでる人々は他の地域の温泉に滅多に行かないと言われますが、まさに大分県の別府と同じです。
川渡温泉浴場の熱いお湯(45℃ぐらい)
が、疲れた体に沁み渡りました。

   高友旅館の黒湯。人肌のぬる湯の方。

   馬場温泉の黒湯。開店前に入湯
   させて頂きました。感謝!

   鳴子峡は東北の紅葉の名所です。

   10月下旬には一面が燃えるような
   赤や黄のグラデーションになります。

長崎くんち

私の想像を超えた感動‼️
長崎くんち、本当に素晴らしかった。
もってこ〜いの掛け声での会場の一体感は鳥肌、感涙もの。
最高は7回、もってこ〜いのアンコール。
次は7年後まで祭りの順番は来ないとの思いがビシビシ伝わる。
3日連続でも見たいほどの感動をありがとう!
また、今回の長崎くんちでお世話頂いた2人の松永さん、本当に感謝です。


   全員が一斉に着ていたハッピを
   投げ捨てる。粋だね!

   6月からの練習の成果とプライドを
   かけて担ぎ切る。


   長崎は中国文化も入り混じる街。

秋に今年の夏祭りを想う(阿波踊り)

やっぱり徳島県の阿波踊りが日本一だと思う。
発露するエネルギー、街全体の一体感や盛り上がり、はち切れんばかりの笑顔。
指先にまで木目細やかな神経が行きとどく。
まさに、この日のために1年間があるのだろう。
美しい指先に神がやどる。
なぜか今年の阿波踊りでは、藤原紀香と何度も遭遇した。

    1年間、鍛錬しているプロ並み
    の連が本当に多数あります。


    演舞場の指定席が直ぐ近くでした。
    テレビの生放送出演です。


   さすが芸能人です。指先、足先まで
   意識している感じです。
    
    野々村真、毎年参加。

   高橋真麻、東大練で参加。芸能人
   多数参加してます。

   日中に行なわれる会場内のコン
   テスト演技、芸術です!

   感動で自然に涙がこぼれ落ちます。