年齢は私より一回りも若いセクシーカリスマで、アクティブな漢である。
今回は3ヶ月と短い期間だったが、彼には色々な事を教えてもらったし、協力もしてもらった。
写真クラブの立ち上げ準備や祭りクラブの理念ビジョン作りなど。
残念ながら短期間で彼が博多を旅立つ事となり、昨日2人で料理教室の1日体験で自らが料理を作り別れを惜しだ。
私と彼以外の参加者は全員が女性だったこともあり、2人の珍道中ごとくドタバタであったが、他の参加者に助けられ楽しい時間を過ごすことができた。
彼にとっても、博多最後の夜に料理教室で料理を作るという体験は、一生忘れることがない良き思い出になったと思う。
私も料理教室参加は初めての経験であったが、料理の奥深さに改めて触れ大変有意義であった。(私は一人で11月から1年間、この教室に通います。食を極めるために。)
魚は表から焼いて表面を下にする。
昆布➕鰹節は2ではなく7倍。
天盛りは手を付けていない貴方の料理。
塩少々は二本指で摘んだ程度。
などなど、分かっていたような分かっていなかったような事が脳を刺激する。
今日、料理教室に参加して改めて「料理は旅である」と思った。
自分でプランニングして実行する。
思わぬアクシデントを知恵と勇気で回避して、アクシデントをプラスに変える。
熟練すれば目分量で料理ができ、ノープランで感性にまかせた気ままな旅ができるようになる。
料理と旅の本質は同じである。
今日、己れの目指した道が正しかったことを確信した。
女性参加者に話しかける男性。
洗い物をする女性とその食器を
丁寧に拭く男性。
本日の完成品。
秋鮭の柚庵焼き、蓮根と牛肉の
きんぴら、三つ葉と麹のすまし汁。
柚庵焼きの柚子四人分を、男性
2人で使ってしまいました。
女性陣が主導したすまし汁には
塩と醤油が入っていませんでした。
馴染みの串ホルモンの店で、
ハイボールを飲みながら反省会。
〆はホルモンが染み込んだスープ
で作った入麺。
今宵最後は馴染みのバーで。
コンテスト入賞した技で、
サイドカーを頂く。
体に似合わずお酒に弱い彼には
カクテルを。
最後の別れの一杯は、挽きたての
コーヒーで作ったアイリッシュ
ウイスキー。テラスで冬の気配を
感じながら体を温め、お互いの
活躍と再開を誓う。