2014年11月30日日曜日

京都の過去の紅葉を思う

今回の京都の紅葉は、ピークから1週間過ぎた感じでした。
が、充分楽しめました。

京都に住んでいても、全ての紅葉のピークを見ることは至難の技です。

そこで、過去に見た紅葉をちょっとだけ紹介します。
お気に入りの紅葉を探してみてください。

   大河内山荘から見た早朝の景色。

   同じく大河内山荘。

   鳥居本、平野屋。
   料理も美味しいです。
   以前、トヨタのCMで有名になり
   ました。

   嵯峨野の奥にある、化野念仏寺。

   化野念仏寺、美しいのでもう1枚。

   嵯峨野の奥、直指庵。

   常寂光寺の高台から見た紅葉。

  大覚寺の横手にあ大沢池。

   野宮神社、女性が多い神社です。


   嵐山、宝厳院のライトアップ。

   同じく宝厳院の外の路。

   言わずと知れた、清水寺。

    京都の紅葉の名所、東福寺。
    もっといい写真あったな。

   圓光寺、ここは紅葉綺麗です。

    ずっと座っていられます。
    ここは、昼過ぎの光があたると
    綺麗です。

   金閣寺と紅葉、写真撮るのは結構
   難しいです。

   ここも京都紅葉の名所、永観堂。
   ライトアップも綺麗です。
   見返り阿弥陀、見る価値あります。

   大原の寂光院の紅葉。

   寂光院には悲しい物語があります。

   大原三千院の淡い紅葉。

   三千院の野仏と紅葉。

   常寂光寺の有名な階段。

   京都御苑の大銀杏。

   

   京都の紅葉の最後です。

   金福寺、芭蕉庵を与謝蕪村が再興。
   
   宝泉院の庭、額縁のようです。

嵯峨野で紅葉狩り

まずは昨日、MKタクシーの運転手に聞いた、龍安寺。
見頃が続いているとの情報。
MKタクシーは信用出来ます、組織立っているから。

言われた通り、何とか見頃が続いていました。
石庭と吾唯足知のつくばいで、有名な龍安寺です。

吾唯足知(われただたるをしる)、幸せを感じるのは自分の心の持ちよう、です。

私は、石庭の春夏秋冬を見ました。
特に春の枝垂れ桜は庭に映えます。
まだ、行かれたことがないようでしたら、是非行ってください。
小さな庭に大きな宇宙があります。

よし、次は嵯峨野だ。
嵯峨野と言えばベタな観光先です。
でも、いいんです嵯峨野。

何がいいのか?
日本の季節感が凝縮されているからかな。
天気が良い日に散歩すると、何とも言えない安らかな気持ちになる土地です。

瀬戸内寂聴や細木数子( 大嫌いですが)が
嵯峨野に住む理由、分かる気がします。
ちなみに、瀬戸内寂聴邸の枝垂れ桜は、ちょっとした名所になっていす。

嵯峨野での、今日のメインは祇王寺です。
平清盛の女御が余生を送った所ですが、諸行無常の空気が漂う雰囲気が好きです。
秋の紅葉、夏の緑と苔、春の桜、冬の雪。
どの季節も素晴らしいです。

また、周辺には常寂光寺や二尊院、天龍寺など見所たくさんです。

是非、行ってください‼️
なお、嵐山の混雑を上手くかわすのが、観光のポイントです。

   龍安寺の鏡容池。
   紅葉いい感じです。

   龍安寺の外庭の紅葉。

   世界遺産の石庭です。
   ずっと座っていたいですね。
   ただ、人が多すぎです。
   穴場は冬、しかも雪の日かな。

   龍安寺の裏口に咲く花と紅葉。
   色のコントラストが美しい。

   これが、つくばい。
   吾唯足知が見えますか?
   口がポイントです。

   嵐山の渡月橋。
   そう言えば、大雨にも耐えましたね。
   もともとは、この辺は秦氏が開拓
   した土地です。

   竹の小径、人で路が見えません。
   毎年12月はライトアップされます。
   寒いですよ、何回もいきましたが。


   祇王寺、写真の題名は「なごり」と
   しました。
   落ち葉が綺麗ですね。

   一面落ち葉です。
   諸行無常を感じる庭です。
   夏は苔が青々として、全く違う
   雰囲気になります。

   嵐山、京福電車の嵐電に乗って
  ください!

京都の夜

今回、京都のとあるBARへ行こうと思っています。
八坂新地にある「わかばやし」というバーです。
まあ、祇園周辺のいい場所です。

実は、私の博多での行きつけのBARからの紹介です。
博多のBARで京都の話題になり、この店の話がでました。

「京都行く機会があれば行くから紹介して」と、酔ってそんなことを言った覚えがあります。
京都に行く機会が来たので、自分の言ったことを実行します。

夜 8時。
まさに、花街祇園の夜が始まる時間。
開店同時に入店です。

「じつは、博多の....」と言いかけると、「聞いてます、旅神さんですね」
と言われました。

ありがたいことに、博多のBARから連絡が入っていました。
私が本当に行くと思ってくれたんだな、と妙に嬉しい気持ちになります。
人との縁は大事ですね。

開店後しばらくは、客が私一人だったので、若林さんと楽しい会話を楽しむことができました。

若林さんは大変気さくな方で、その雰囲気が店全体に醸し出されており、気を使わず居心地が良いBARです。

華やかな4名客へカクテルをだし終えたタイミングをみて、失礼することにしました。
一人での店の切り盛りは大変ですね。

どんな客層でも京都の夜を気楽に楽しめる良いBARですので、京都に行く機会かあれば是非寄ってください。
祇園で美食の後に、上等なカクテルで京都の華やぎを感じてください。
 
では、再訪を約束して、夜の闇に消えるとします。

明日は快晴、嵯峨野でも散策しながら紅葉みるか⁉️

   京都のシンボル、京都タワー。
   いまでこそシンボルですが、建設
   前は反対運動が凄かったです。
   京都という街には、新しいものを
   飲み込んでしまう、そこはかとない
   パワーがあります。

   南座、12月は恒例の顔見世興行
   です。
   歌舞伎デビューには最適です。
   ここで見てると、何故だかよく
   仕事の電話が入りました。
   今となれば良き思い出です。

   祇園で最も格式が高い由緒ある
   お茶屋、一力亭。
   大石内蔵助が世を欺くために、
   ドンチャン騒ぎをした料亭です。
   私の敬愛する西郷さんの逸話も
   あります。

   京都って感じです。
   真冬だと、もっと美しいです。
   京都通のベストシーズンは冬です。
   美食と誰にも邪魔されない観光、
   最高ですよ。

   若林氏、気さくな方です。
   京都人ではなく兵庫出身とのこと。

   今日は汗ばむ陽気です。
   まずは、定番のジントニックで
   喉を潤す。
   
    マティーニで乾杯!
    疲れた身体に沁み渡ります。
    さすが美味しいです。

鷹峯で紅葉を見る

鷹峯は洛北にあり、静かで良いところです。
交通の便は悪いのですが、源光庵と常照寺と光悦寺が近いので、合わせて観光するパターンが基本です。
また、近くには松野醤油があり、観光がてら寄る人が多いですね。

鷹峯には、忘れられない思い出があります。
近くに障害児童の学校があり、桜を見に行った帰りのバスのなかで、盲目で口が不自由な少年と出会いました。
彼がバスに乗るときに助けてあげて、隣の席に座りました。
それから彼は私の手をずっと握りしめていました。
なかなかバスを降りれない気持ちになりましたが、どうしても降りなければならない場所が近づいたので、
「次で降りなければいけないので」と
彼に言葉をかけました。
その際、彼は見えない目で私の顔の方をチラッと笑顔で見て、握りしめた手に更に力を入れて応えてくれました。

かれこれ15分ぐらいの時間でしたが、
私の心に深く入り込み消えることのない貴重な記憶となりました。
きっと、私の人生に対する啓示であったと今も思っています。

話がそれましたが、今日は源光庵の紅葉がターゲットです。
今年のJR東海のCMに出ているそうで、団体バスが次々と到着するのを見てビックリしました。
こんなことなかったのに?
メディアの功罪ですね。
こうなると、マナーを守らない輩が増えて撮影制限やらが始まるのがお決まりのパターンです。
残念です。

団体客を全国から撲滅したい!
ちょっと言い過ぎかな?

またまた話がそれましたが、
3ヶ所の紅葉をチェックしてから、西陣辺りまで徒歩で散策することにしました。

京都は盆地です。
京都駅から北へ向かっては、なだらかな上り坂になっています。
つまり、山側から京都中心部へは逆にくだり坂であり、結構軽やかに歩けます。

この道は何度も歩いた道です。
昔を思い出し、ちょっと立ち寄りながらの散策です。

と、今日の夕食が急に心配になりました。
今回、紅葉のトップシーズンであり有名店の予約は困難なため、居酒屋に行くつもりでした。

おばんざいの「ますだ」か神馬か赤垣屋、どれかの店に開店同時に行くつもりでした。
電話してみると案の定、
3店とも「今日は満席なんです、申し訳ありません。」との返答。
悪い予感的中です。
しまった。
旅神としては甘かった。
ここは天下の京都だった。
不景気を知らない街、京都だ。
九州感覚だった自分を反省です。

しょうがない、京都駅に戻り風呂でも入り適当に夕食をすますか。
まあ、ふだんの美食がすぎてるから、
逆にこの美食の街、京都で質素にいくのもありかな。

夜は、今回の旅のもう一つの目的もあることだし。

   源光庵、悟りの窓。
   悟りをひらきたいものです。

   京都駅にあったJR東海のポスター。
   特別に戸を開いて撮影している
   ようです。
   撮影の仕方で雰囲気が変わります。
   CM見て期待が膨らみ、なんどがっ
   かりしたことか。

   ポスターに写っている、源光庵
   正面の紅葉した木です。
   燃えるような赤ですね。

   光悦寺の紅葉と竹籠。
   光悦寺の紅葉はイマイチの状況でし
   たので、過去撮影した写真です。

   常照寺の門前の紅葉。
   吉野太夫が寄進した寺として有名
   です。
   春は桜が綺麗です。

   京都の名店、松野醤油。
   私はここの醤油を愛用していまし
   たが、九州に行ってから辛く感じ
   て使っていません。
   ごめんなさい。

   漬物屋、近為。
   通りすぎる訳にはいかず、二つ
   購入しました。

   京都タワー地下3階にある、
   タワー銭湯です。
   深夜バスで来る人やトレッキング
   帰りの人、観光客が利用します。
   駅前であり、お湯もまあまあです。
   京都は地下に琵琶湖の何倍もの
   大きさの水瓶があると言われる
   ほど、水はいいです。
   だから京都の味が、東京では
   なかなか出せないのです。
   水が違うから。