例えば、赤湯温泉、上山温泉、天童温泉、赤倉温泉、瀬見温泉、銀山温泉や肘折温泉。
庄内方面にもあります。
米沢八湯などは、温泉通にはたまらない温泉ですね。
温泉好きで、ありきたりの温泉に飽きた方は是非とも米沢八湯を巡って下さい。
忘れられない思い出になること間違いありません、私が太鼓判を押します。
それらの温泉の中でも、蔵王温泉は別格です。
豊富な湯量、殺菌作用が高い強酸性泉と強烈な硫黄の匂い。
昔から一度入浴すれば3日間は匂いが消えない、と言われる温泉です。
蔵王温泉に着いたら、何はともあれ共同湯の一つである『川原湯』に入湯です。
私は、このお湯が蔵王温泉の中で一番好きです。
清冽で透明、熱めの酸性泉は肌と心を引き締めてくれます。
小さな湯舟一つ、雰囲気がまた良い。
今日も川原湯前で90歳のお婆さんに、
「川原湯が一番じゃから明日もおいで」と言われました。
それだけに蔵王温泉の湯は強烈で、夕食後に横になっていたらそのまま寝てしまっていたようです。
「蔵王が噴火したのか⁉️」
気持ちよく寝ていた私が、微かな振動で目が覚めます。
夜10時過ぎ。
慌てて飛び起きテレビをつける。
「震源地は長野?」
流石に肝を冷やしました。
身体がダルい。
寝よう。
夜中3時半に尿意を感じて、再び起床。
トイレにいくと、
「尿が赤い?血尿か?」
目が覚めて眠れなくなる。
「強い温泉の好転作用かな?」
「飲み過ぎ?いや、今日は殆ど飲んでいないはずだが?」
「トイレ我慢で軽い膀胱炎か?」
そう言えば下腹部がちょと痛い気がする。
いくら考えても明確な理由が分からず、とりあえず夜中の3時半に入湯することにする。
湯舟のなかで、
「このまま起きて、朝6時から大露天風呂に行こう。確か明日までで冬季閉鎖になるはずだ。その後は、仕上げの湯として身体に良い飲める温泉に行く事にしよう。」
と、違和感のある下腹部をさすりながら一人ぼんやり..........。
東北屈指の歴史を誇る蔵王温泉。
共同浴場は路地に沿って、下湯、
川原湯、上湯と続きます。
この川原湯が最高です。
足下から湧出する新鮮なお湯に
身も心も癒されます。
湿疹も殆ど気にならない程度に
改善しました。
共同浴場の一つ上湯です。
蔵王温泉の大湯元の近江屋旅館の湯。
岩から浸み出す湯は滑らかな
湯である。大湯元ならでは。
朝6時、誰もいない蔵王大露天風呂
へ向かう階段。
撮影禁止ですが、営業開始時間前
に来た特権ということで、ご容赦
ください。
明後日からは冬季休業になります。
雪に埋もれるからです。
入湯できて良かった!
カルデラ温泉館。
斎藤茂吉が詠んだ歌にあるように
肘折温泉には鉄分を含んだナトリ
ウム塩化物泉以外にも炭酸泉が
あります。
体調改善のために、これを飲みに
来ました。
お陰様で何とか体調は回復。
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