2014年11月3日月曜日

壱岐へぶらり旅

長崎県の壱岐は、博多埠頭から高速船で1時間10分の船旅です。
壱岐は距離的に福岡県や佐賀県に近いのですが、平戸藩に属していた歴史的背景により現在は長崎県となっています。
この1年で九州をほぼ全域駆け巡ったので、さらには島々を巡ってみたいと思っていました。
島を訪れるにはシーズンオフの季節にさしかかりますが、まずは壱岐を皮切りにしたいとぶらり旅に出かけました。
旅の目的は歴史上、人、物、文化の交差点である壱岐を古代史の観点から考察することです。
併せて、海に囲まれた壱岐ならではの美食です。
特産のウニをはじめとする新鮮な魚介類、適度な霜降り肉の壱岐牛など魅力的な料理がたくさんあります。
平山旅館なる全国に知られた美食の宿もあります。
また、壱岐には湯ノ本温泉という塩化物泉がコンコンと湧いています。
秋の3連休なのに、どこに行っても人が少なく静かでしたし、1日で主な見所は充分に見て回ることができました。
是非、機会があればトップシーズンの夏のウニ尽くしか、真冬のクエのフルコースを食しに再訪したいですね。

   秋の玄界灘。古代は命がけの航路で
   あった。今はジエットフォイルで
   快適な船旅です。

   一支国の時代にタイムスリップ。
   魏志倭人伝に記された王都、
   原の辻遺跡。弥生時代の環濠集落。

    魏志倭人伝の世界に引き込まれる。

   海女の里にある有名なはらほげ地蔵。
   ほげるは壱岐の言葉で穴を開ける
   の意味です。

   満潮時には水に浸かってしまうため、
   胸の穴に供物を置いて流されないよ
   うにしたのだとか。

   うにめし食堂。専属の海女さんから
   仕入れるウニは絶品。

   これだけで壱岐に来た甲斐がある。
   ウニを煮詰めて作ったタレが最高❗️

   あらゆる願いを叶えてくれる月読
   神社は古事記の世界。京都の月読
   神社はここから勧請した。

   半島の先端にそそり立つ猿岩。
   自然の造形美に驚く。

   猿の顔に見えますか?

   壱岐牛バーガーで小腹を満たす。

   美食の宿、平山旅館。
   今回は予約取れなかったので、
   立寄り湯で楽しむ。

   かけ流しの塩化物泉は海水程度の
   味だった。塩化物泉なのにサラリと
   したお湯で入浴感が良い。
   塩素臭も感じなかった。塩化物泉
   なので当然よく温まる温泉です。
   美食の宿の湯としては充分に満足
   できる温泉です。
   是非再訪して美食も味わいたい。

   男岳神社。全部が石猿です。

   掛木古墳。この周辺は各時代の
   古墳密集地です。

   美しい壱岐の月、あの人もこの月を
   見ているのかな?

   壱岐の朝。ここが島とは思えない。
   今日は長い1日になりそうな予感
   がする。

   壱岐のアジ。地元でとれたもの、
   地元で作ったものが最高のご馳走
   です。

   アルコール非添加の雲丹の瓶詰が
   なんと2500円程度、自分へのお土産
   に2本購入。

   さあ、大好きな博多へ帰ろう❗️
   博多が日本で京都の次に大好きな
   街になりました。ずっと住みたい。

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