28年前は東京から車中泊の一泊二日の旅で、一気に日向まで行き台風なかフェリーで神戸港まで戻って来たことを思い出します。
残念ながら宮崎県北部には名湯はありませんが、日本の成り立ち、古代史を考察するうえでは、歴史の残滓が色濃く残る地域です。
そのなかで、美々津は言わずと知れた神武天皇東征の出発地点。
一度自分の目と感性で事実を感じてみたかったところでした。
実際に地形を見ると、耳川が海に力強く流れ込んでいて、神武軍団の姿が目に浮かぶようです。
その時の神武の思いは如何なるものだったのか?
ここから何人の神武が東征したのか?
想像はつきません。
西都原古墳群もそうですが、この地域は日本古代史に只ならぬ存在感を放っています。
美々津を歩いていると、時代から取り残された鄙びた港街の哀愁と底知れぬ不可思議な気持ちに包まれます。
年間25万人が食べに訪れる
西都市の鰻屋、入船。
炭火の香ばしさが香る鰻。
美しくも荒々しい海。
海に吸い込まれそう!
光の龍神が見えますか?
日向のお伊勢さん、大御神社。
主祭神は天照大神ですが、海人族の
匂いが色濃い神社です。
ちなみに天照大神は、藤原不比等が
作った創造の神様です。
アメノウズメの裸踊りに騙されて
岩戸から出て来た天照大神は偽物、
という宗教家、歴史家も多い。
有名な馬が背。もろ逆光で本来の
迫力を描写できず。技術不足を反省。
九州で一度は見るべき自然美の一つ
です。
神武軍団が出発した時の海は、
月夜に照らされたベタ凪だったか?
美々津は戦中、日本海軍発祥之地
として政治利用された歴史がある。
0 件のコメント:
コメントを投稿