2015年4月4日土曜日

一心行の大桜、感動のライトアップ

「さあ、一心行だ❗️」

今日の1番の目的は、一心行の大桜のライトアップです。
毎年、ライトアップは満開の3日間のみとなっています。

今年は、ライトアップした一心行を何とか見たいと思っていました。
ただ、3日間という短期間で自分のスケジュールを調整するのは、なかなか難しいものです。
ましてや、遠方からなら尚更です。

南阿蘇は博多からだと、車で2時間近くかかります。
また、ライトアップは19時〜21時の2時間だけです。
なかなか、狭き門ですね。

この一心行桜、齢400年のヤマザクラです。
すでに、人間の5倍は生きていますね。
それだけ生きれば、物語も生まれます。

そもそも、一心行という名の由来は、「一心に行をおさめる」と言う故事からきています。
昔、島津氏と戦って敗れた一族の御霊を、遺された妻と子供が一心に弔ったそうです。

つまり、一心行の大桜は『菩提樹』なのです。

また、一心行はこれまでに、2度の消滅の危機を乗り越えています。
まず、落雷により幹が7つ裂けたそうです。
次に、台風により枝がちぎれました。
それらの形跡は、一瞥しただけで分かります。

それだけの苦難を乗り越えてきた、大桜です。
人々のあつい思いを受け、その都度蘇ってきました。
そのような桜、一心行の大桜の満開のピークと出会えて幸せです。
感謝です❗️

さて、桜前線も平年より早いスピードで北上しています。
なかなか、追いつきません....。
来週に予定していた、岡山県の醍醐桜も今日満開になっています。
今年は、花付きが悪いらしいですが。
まあ、予定通り行かないのが桜です。

それでも、ここまでは目標の九州三大一本桜(旅神が勝手にそう言ってます)を、見ることができました。
虎尾桜、浅井の一本桜、そして一心の大桜です。

みな、素晴らしかったな❗️
もうちょっと会えるかな、一本桜...。


    お、満開だな。
    天気は快晴ではないけど、いいよ。

    やっぱり、一心行には菜の花が
    似合いますね。

    日没近くなり、青空がのぞいて
    きました。
    日没後のよい景色、見れそうです。

   日没直後のライトアップです。
   見物客から、「お〜」と歓声が
   あがりました。
   まさに、ゴールデンタイムです。

    いや〜、綺麗です❗️
    桜と菜の花、青い空と漆喰の闇、
    コントラストが心を揺さぶります。

    近くまで行くと、まさに満開です。

   いいですね〜。
   「ん〜、来て良かったな。」と、
   周りから声が聞こえます。
   この瞬間、満足感に浸ります。
   行動した人だけが、味わえる甘美
   かな。
   まあ、往復だけで4時間ですから。

    ん〜、一心行は地元の人に愛され
    てますね。
    1番綺麗になるように、繊細に
     優しくライトアップされています。

   夜の闇が深まってきました。
   ふと、周りを見ると、三脚立てて
   いたカメラマン達は帰ったようです。
   まさに、ゴールデンタイムの15分
   でした。
   感動です‼️
   また会いましょう、一心行の大桜❗️
   本当に元気で、辛さ分かってます。


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