「さあ、一心行だ❗️」
今日の1番の目的は、一心行の大桜のライトアップです。
毎年、ライトアップは満開の3日間のみとなっています。
今年は、ライトアップした一心行を何とか見たいと思っていました。
ただ、3日間という短期間で自分のスケジュールを調整するのは、なかなか難しいものです。
ましてや、遠方からなら尚更です。
南阿蘇は博多からだと、車で2時間近くかかります。
また、ライトアップは19時〜21時の2時間だけです。
なかなか、狭き門ですね。
この一心行桜、齢400年のヤマザクラです。
すでに、人間の5倍は生きていますね。
それだけ生きれば、物語も生まれます。
そもそも、一心行という名の由来は、「一心に行をおさめる」と言う故事からきています。
昔、島津氏と戦って敗れた一族の御霊を、遺された妻と子供が一心に弔ったそうです。
つまり、一心行の大桜は『菩提樹』なのです。
また、一心行はこれまでに、2度の消滅の危機を乗り越えています。
まず、落雷により幹が7つ裂けたそうです。
次に、台風により枝がちぎれました。
それらの形跡は、一瞥しただけで分かります。
それだけの苦難を乗り越えてきた、大桜です。
人々のあつい思いを受け、その都度蘇ってきました。
そのような桜、一心行の大桜の満開のピークと出会えて幸せです。
感謝です❗️
さて、桜前線も平年より早いスピードで北上しています。
なかなか、追いつきません....。
来週に予定していた、岡山県の醍醐桜も今日満開になっています。
今年は、花付きが悪いらしいですが。
まあ、予定通り行かないのが桜です。
それでも、ここまでは目標の九州三大一本桜(旅神が勝手にそう言ってます)を、見ることができました。
虎尾桜、浅井の一本桜、そして一心の大桜です。
みな、素晴らしかったな❗️
もうちょっと会えるかな、一本桜...。
日没近くなり、青空がのぞいて
きました。
日没後のよい景色、見れそうです。
日没直後のライトアップです。
見物客から、「お〜」と歓声が
あがりました。
まさに、ゴールデンタイムです。
いや〜、綺麗です❗️
桜と菜の花、青い空と漆喰の闇、
コントラストが心を揺さぶります。
近くまで行くと、まさに満開です。
いいですね〜。
「ん〜、来て良かったな。」と、
周りから声が聞こえます。
この瞬間、満足感に浸ります。
行動した人だけが、味わえる甘美
かな。
まあ、往復だけで4時間ですから。
ん〜、一心行は地元の人に愛され
てますね。
1番綺麗になるように、繊細に
優しくライトアップされています。
夜の闇が深まってきました。
ふと、周りを見ると、三脚立てて
いたカメラマン達は帰ったようです。
まさに、ゴールデンタイムの15分
でした。
感動です‼️
また会いましょう、一心行の大桜❗️
本当に元気で、辛さ分かってます。
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