2015年8月2日日曜日

元湯夏油、東北の横綱

『夏油温泉』、何と読むか分かりますか?
夏の油と書いて「げとう温泉」と読みます。
げとう、と言う言葉はアイヌ語からきているそうです。

やはり、この地域はアイヌ(縄文人)の形跡が残っていますね。
東北の古代は、アイヌと渡来人のハイブリッドだったと思います。
現在、縄文人の残滓が残っているのは、北海道と東北、鹿児島と沖縄ぐらいでしょうか.....。

さて、この夏油温泉を知っていたら、なかなかの温泉通ですね〜
に知らなかったら、まだまだ修行不足です。
と言うか、温泉通ぶって温泉を語るべからず、です。(^_^)
な〜んちゃって❗️

夏油温泉、夏の油.....。
何か、そそられる漢字ですね。
夏向きの温泉ですかね〜
まあ、豪雪地域なので、冬季閉鎖の温泉です。

この温泉の発見は、850年前に平家の落人によるものと伝わっています。
落人が大きな白猿と闘った後日、温泉で傷を癒す白猿を見た事で発見されたそうです。
ん〜、温泉地にはよくある話です、はい。(^_^)
シカ、タヌキ、キツネ、鳥....
あ、弘法大師も全国で多いですね〜

ちなみに、元湯夏油の温泉は、内湯と露天風呂で7つあります。
泉質が違う7つの温泉全てが、その場所から湧出しており、そのまま湯舟にしてあります。
まさに、正真正銘の自然湧出温泉です。
これは、凄いことです。

「夏油温泉を知らずんば、東北の温泉を語るべからず」ですね〜❗️

さあ、それでは元湯夏油の温泉を堪能しましょう‼️

   元湯夏油はアクセスの悪さから、
   秘湯とも言われています。
   でも、北上駅から車で50分ぐらい  
   着きます。
   また、旅館のバスもあります。

    お、白猿ですね〜

   この湯は、39℃ぐらいのぬるめの
   温泉で長湯が出来ます。
   微かに白濁した湯は、名湯です。

   元湯夏油は、湯治文化が残って
   います。
   東北の湯治文化、まだまだ健在です。
   岩手県だと、大沢旅館や藤三旅館
   ですかね〜

   元湯夏油の1番奥にある露天風呂、
   『大湯』です。
   泉温は何と、47℃です‼️
   熱すぎです。
   先週は13℃の地獄でしたが、今日は
   47℃地獄です。(^。^)
   その温度差、34℃です。

   川を見ながらのんびり湯につかる、
   な〜んて出来ません。(^_^)
   一瞬つかるのが限界です。
  しかも、真夏ですし....。

   元湯の主人が、身体にかけ湯する
   だけでも効用がある、と言って
   ました。

   大湯の手前に、『疝気の湯』が
   あります。
   この露天風呂も有名ですね〜
   泉温は、41℃ぐらいでしょうか?
   47℃の湯のあとなので、ぬるく感
   じますね。(^_^)

   あとの温泉は、時間帯で女性専用に
   なっています。
   疝気の湯に入っていた人が、
   「栃木の塩原温泉の不動の湯に似て
   いるな〜」
   と、言ってました。
   露天風呂は似てますね〜
   最近、閉鎖を解除したみたいです。
   まあ、温泉文化を正しく理解してい
   ない不埒な輩の、AV撮影や淫らな
   行為が多発したみたいです。
   残念ですね....。
   でも、夏油温泉は大丈夫ですね。
   客層が、本物の温泉好きですから。

0 件のコメント:

コメントを投稿