「美味い、これまで博多で食した食べ物のなかで、ここまで想像以上だった物はなかった⁉️」
それは、『馬上荘』の餃子。
口にすると、
もっちり、そしてとろ〜り、
とどめに、焦げ目がサクッと❗️
満面の笑み、何個でも食べられそうな、夢心地の餃子である。
旅神、餃子は決して好物ではありません。
が、この餃子は別、
人生最高の餃子です。
開店25分前から並んで、1番乗りした甲斐がありました。
はい、間違いなく。
『馬上荘』
知る人ぞ知る有名店です。
グルメ雑誌には、頻繁に掲載されています。
確か、BSの酒場放浪記の吉田類も来ています。
ただ、博多の中心部からはちょっと外れていて、店も小さく、予約も不可です。
いつ行っても満席という店で、なかなか行くのが難しい店です。
ただ、今日は近くのゴルフ練習場から、時間を見計らって並ぶ覚悟で、開店25分前、5時35分から並びました。
「誰もいないな、早すぎ?」
「そうですね」と、彼。
5時40分、女将さんらしき不機嫌そうな
女性が自転車で登場。
「6時からですよ!」
と、冷たく言われる。
5時50分、娘さんらしき女性が自転車で
登場。
無言。
「食べログ通りに、無愛想な家族だな⁉︎」
「そうですね」と、彼。
寒さが身に染みる。
でも、高千穂で経験した寒さに比べれば、まだまだユルい寒さだ。
6時ピッタリ、開店。
食べログいわく、開店遅れることも多い気ままな店、とのこと。
良かった。
早くから並んでたから、気を使ってくれたのかな?
1番乗りで店に入り、人心地つき周りを見渡す。
な〜んと、満席です。
この人達、何処にいたの?
注文は入店順です。
「餃子40個、レバテキ2個、馬上漬とニラ玉ね❗️」
熱燗をコップ酒で飲みながら、料理のできるのを静かに待つ。
「え、注文受けてから餃子作るんだ⁉️
まさに職人だ❗️ そりゃ、愛想なんて振り撒けないよ。ずっ〜と餃子作るんだから。」
納得と感動しました。
時間は、6時40分。
いい気分です。
周りを見渡す。
と、開店に一緒に入店した後半組は、まだ餃子が来ていません。
「1番乗りした意味あった❗️」
当然、その間に何人もの客が入店できず帰って行きました。
7時、満足、満腹。
待ってる人もいるかも、帰ろう。
「今日は、お待たせしてすみません。」
と、女将さん。
旅神、入店からずっと見られていた、
と感じていました。
品定めされてた感じです。
一応、認められたかな?
「いえいえ、美味しかったです。また、来ますね❗️」
また、こよう。
その価値、ある。
感動した‼️
まずは、打ちっ放しでお腹を
空かそう!
「誰もいない⁉︎」
肩透かしの気分、電気はついて
いるから休みではないな。
メニュー、渋すぎる。
しかも、安い❗️
大将と娘さん。
餃子を懸命に作る姿に、感動‼️
食べる前に、美味しいのが
分かりました。
馬上漬、ニラをニンニクと醤油で
和えてる?
ん、胡麻油?
妙に旨い、元気がでるな。
極薄のレバー、レバテキ。
フライパンで焼くだけだが、甘味が
立つ、新鮮だ❗️
これぞ、餃子‼️
40個もペロリと平らげる。
軽い食感は、ラードではなく植物
性のオイルを使用しているから、
とのこと。
ニラ玉、素材の味で勝負。
ソースをちょっとつけて、美味。
日も暮れて、雰囲気も出てきました。
馬上、マーサンライ?
良い名です。
『ばじょう』と呼びます。
東北地方では、「もうえ」という
名字、結構多いですね。
「馬上に乗るのは、旅神です。」
と、以前、孔子の子孫に言われ
ました。
もう、20年前だな。
ちょうど神戸震災のころ、
時間が経つのは早いな。
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