2015年5月12日火曜日

博多のジビエ料理

たまには、ジビエ料理が食べたい....。
と、身体が求めます。
冬じゃないけど。

ジビエとは?
ひと言でいうと、狩猟した野生の食材です。
フランス語ですね。
具体的には、カモ、アヒル、ウズラ、イノシシ、キジ、ウサギ、シカ、クマといった感じです。
要するに、飼育した食材ではない、という事です。
ただ、最近は完全天然が少なくなってきたようです...。

日本にも、古くよりマタギが狩猟をしており、クマ、シカ、イノシシ、ウサギなどを食べていました。
ウサギを1羽2羽と数えるのは、その名残です。

日本が肉を食べるようになったのは、明治時代からと言われいます。
が、上流階級では古代より肉は高級品として独占して食されてきた歴史があります。
肉を隠れて食していた上流階級は、庶民に比べ長寿だったと言われています。
そもそも、人類は狩猟から出発しているのです。

そうです、事実は上流階級(天皇家、為政者、宗教上位者等)が、肉食は穢らわしいとの風聞(常識)をつくり、庶民が食べれないようにしてきたのです。
まあ、それだけ肉は貴重なものだったのです。

旅神、田舎で育ったのでジビエはたまに食べました。
まあ、キジの鳥類やイノシシ、シカ、クマぐらいでしょうか?
あ、飼育していたウサギを食べちゃた話も聞きましたね〜。
可哀想ですが...。

また、大阪にいた時は、冬になるとボタン鍋をよく食べました。
近畿地域は、兵庫県や京都の山間部は猪がたくさんいます。
プロが血抜きをしっかりした猪が、街のスーパーマーケットで売っていました。

まあ、ジビエの何が良いかと言えば、「滋味深い」です。
命を頂いている、と感じます。

強制的に太らせた飼育食材とは、天と地ほどに味が違います。

「大切な命を頂いていることに感謝」
して、美味しく食します。

「合掌❗️」


   昨年に開店したばかりなので、
   外観も綺麗でオシャレな感じですね。

   本日の肉、産地が黒板に書かれて
   います。
   九州産に、拘っているんですね〜。

    キジの刺身です。
    繊細で滋味深く、美味です。
    黒板には、キジは宮崎の霧島山麓
    産とあります。
   
    ジビエのメンチカツです。
    猪と鹿のメンチカツで、自家製
    ウスターソースは20種類の素材を
    ブレンドしたものです。
    肉汁が濃厚かつ繊細で、美味です。

    ジビエ串盛合せです。
    猪、鹿、キジ、猪鹿鳥のつくね、
    となります。
    串焼きで、ちょっとずつ食べれる
    のは良いですね〜。

    鹿の赤ワイン煮ミートソーススパゲ
    ッティを食べたかったのですが、
    今日は鹿の材料不足です。
    そこで、猪とポルチーニ-キノコの
    ミートソーススパゲッティにし
    ました。
    なんとも言えない、コクがあり
    美味しいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿