森は深くて、トロッコ道はどこまで続いている。
次々に現れる大きな木、柔らかな苔のじゅうたん。
ゴツゴツした木肌にふれ、匂いをかいでみる。
杉の森の向こうで、シカがキョトンとした目をしてこちらを見ている。
私は今、屋久島にいます....。
そんな時、
「これまでのトロッコ道はウォーミングアップです。これからが、本番ですよ。」「地獄が5丁目まであります。頑張りましよう‼︎」
と、ガイドの坂本さん。
「地獄が5丁目ですか....。」
「3時間ですよね....。」
「ウイルソン株まではどのくらいですか?」
と聞く旅神です。
「まあ、30分ぐらいです。まずはそこまで頑張りましよう!」
と、坂本さん。
ウイルソン株、ハート型の景色が人気の屋久杉です。
あの豊臣秀吉が、切り出した屋久杉と言われています。
そして、急斜面をひたすら歩き、ようやくウイルソン株に到着です。
でも、思ったより楽だった感じです。
やはり、2週連続のトレッキングの練習が効いています。
身体が歩くことに慣れた気がします、はい。
それにしても、ウイルソン株は人気ですね〜。
では、ウイルソン株の空洞に入り、ハート型の景色を探すことにします。
「どこ、どこ?」
分かりません...。
そこで、ガイドの坂本さんが登場です。
「あ、なるほど〜、そこか⁉️」
一同、納得でした。
「よし、進もう!」
縄文杉を目指して、更に進みます。
急斜面を登り、大王杉まで到着です。
さらに、進みます。
汗が噴き出します...。
膝が痛いです。
と、その時に坂本さんが、
「縄文杉、あと数m先から見えますが、もうちょっと下を向いて歩いて、いい場所で一気に顔を上げましょう!」
と、粋な演出です。
一同、下を向いて10mぐらい進みます。
「では、ここで私がハイと言ったら顔を上げてください。」
「はい❗️」
「お〜、凄い‼️」
縄文杉と感動の対面です(^O^)
到着時間、計ったように11時ジャストでした(^_^)
いや〜、足下は石、しかも急斜面
ですね....。
翁杉、以前は縄文杉に次ぐ太さを
誇っていましたが、2010年に朽ち
たそうです。
倒木前の樹齢は2000年でした。
いずれ、倒木更新が行われ、立派な
屋久杉に成長するでしょう。
ウイルソン株に到着です(^_^)
人が沢山いますね〜。
推定樹齢は2000年の切株です。
中は10畳ほどの空洞になっています。
体力に自信がないは人は、ここで
Uターンです。
空洞の中から見上げると、空が
ハート型に見えます。
さあ、ここからが正念場です。
急斜面の階段、本当にキツイね❗️
まだ、石の上の方が楽かな⁉️
坂本さん曰く、個人差で好き嫌いが
分かれそうです。
縄文杉ではありません。
大王杉、樹齢3000年です。
縄文杉が発見される前は、屋久杉の
なかで最大級とされ「大王」と名が
付けられたそうです。
ここは、世界自然遺産地域です。
感動の対面、縄文杉です‼️
5時間歩いた人だけが見れる世界❗️
幹回り16.4m、樹高25.3mです。
まさに、王者の風格ですね!
霧の中に佇む王者、縄文杉です。
樹齢7200年ともと言われる縄文杉
です。
現在確認されている屋久杉の中で
最大のものです。
まあ、3000年ぐらいでしょう。
でも、3000年だって凄い❗️
縄文杉と対面したので、昼食です。
屋久島の登山弁当ですね〜。
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