2014年12月2日火曜日

京都から博多へ帰る

1年5ヶ月ぶりの京都でした。
トータルで5〜6時間は京都の街を歩いたでしょうか?

旅先では、歩いた距離に比例してその街の理解度が深まります。
徒歩は車や電車、自転車での移動では感じられないものを感じ、見れないものが見えます。

やはり、京都は徒歩が一番です。
ただ、いたるところに見所や興味を引く店があり、なかなか前に進めませんが。

晩秋の京都を歩き、もう冬が近いと季節を感じます。
季節と言えば、京都が本当に好きな人にとっては、目の前に迫っている寒い冬が京都を楽しむベストシーズンです。

京都は盆地で、夏は暑く冬は本当に寒いです。
底冷えする寒さと言えばいいのかな?
その寒さのなか、身体の芯から温まる滋味深く暖かな料理を食する喜びは何者にも変えられません。

京都の料理店のカウンターで、店主との会話の中でさりげなく、
「京都は冬が一番いいですね!食べ物も美味しいし、静かですし。」
と言うと、店主の顔色が変わり、その後の対応も変わります。
値段そのものが変わることもあります。

まあ、値踏みされるということです。
こいつは京都を良く知っているな、と思われるようです。
ただし、あくまで会話の中でさりげなくです。
余計な知識をひけらかすと逆効果です。
「お客さん、よう知ってはりますな。」(京都弁違うかも?)
と言われると、知ったかぶって話し過ぎだ、との嫌みです。

京都は奥深いですね。
京都人は冷たいと言う人がいますが、それは違います。
物事や他人のことを深く考え、気を使うのが京都人です。
それを理解できる感性がある人は京都が好きになり、感性がない人は京都は冷たいと言うのです。
だから、京都は面白いのです。

それでは、早い時期での再訪を心に誓い、暖かい博多に帰ります。

   快晴の京都タワー。
   京都を離れるのが惜しいぐらいの
   快晴です。

   京都駅の内部。
   モダンな建物が京都の顔になって
   います。

   今や出町ふたばの豆餅を抜いて、
   京都一の人気菓子かな?
   阿闍梨餅、比叡山を感じる菓子。
   今日は日曜日、買うのに30分
   並びました。
   こんなことした事ありません。

   小腹が空いたので、新幹線で
   料理店のお弁当をワイン
   飲みながら食する。
   これ、ほとんど酒のツマミです。
   こういう弁当が普通にある京都です。

   次は桜の咲く春に来るかな?
   実は京都、紅葉より桜か華やぎ
   を感じる街です。
   上賀茂神社の枝垂れ桜です。

   京都御苑の桜。

   平安神宮の枝垂れ桜です。
   ここの枝垂れ桜より美しいのは、
   原谷苑の枝垂れ桜でしょう。
   原谷苑の枝垂れ、京都一です。

  

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