2015年2月28日土曜日

春の始まり、お水取りと雛祭り

いよいよ明日から3月です。
このところのアンニュイな気分を一新して、春本番へ向けて静かに始動開始です。

あ、そういえば昨日、
「アンニュイなんて言葉は死語ですよ❗️」と、言われたな....。

文学的な表現なんだけど....。
『アンニュイは、生活への興味を喪失したことからくる一種の精神的倦怠感、自意識の過剰、生の空虚の自覚、常識に対する反抗的気分など。』
です。

まあ、気の迷いかな⁉️
春から大きくジャンプするためには、必要なこと....。
無用の用だね。

明日から待ちに待った3月です。
春の始まりと言えば、奈良東大寺の修二会(しゅにえ)、お水取りでしょう❗️

3月1日から15日まで行なわれる行法であり、春の風物詩です。

1250年ものあいだ、僧侶たちが世の中の罪を一身に背負い、苦行をおこなってきました。

この期間の夜に、お松明が二月堂に上げられ夜の闇に映えます。
12日には、若狭の海から徒歩で運んだお香水を使って、お水取りの行事が行なわれます。
その日は、特に大きなお松明があげられるのです。

旅神、大阪にいた時は毎年見に行ったものです。
「本当に寒かったな❗️」
「夜の帰り道、鹿が沢山いたな❗️」
と、懐かしい思い出です。

お水取りが終わると、いよいよ春らしくなってきますね。

また、3月3日は雛祭りです。
雛祭りは、平安時代の京都で始まったと言われています。

平安時代貴族の子女の雅な「遊びごと」として行われ、厄災よけの守り雛として祀られるようになりました。

まあ、男性には馴染み薄かもしれませんが ....。
ただ、春の訪れを感じる風物詩として楽しめます。

四季を感じて生きる、なんと素晴らしい事ではありませんか⁉️
はっきりした四季がある日本、素晴らしいです。
感謝です。

   奈良東大寺の二月堂です。
   この人だかり、凄い❗️

    二月堂にお松明があげられます。
    皆んな、写真撮ろうと必死です。

    漆黒の闇夜に、お松明が映えます。

    京都の宝鏡寺。
    代々、内親王が門跡を務めた寺で
    あり、皇女和宮も幼少期に一時暮
    らしていました。

    雛人形、上品ですね。

    京都随心院の「はねず踊り」も3月
    だったな〜。
    小野小町と彼女を慕った深草の
    少将の物語です。

     


2015年2月26日木曜日

絵画とデンマークの真珠

もう、今週も木曜日が終わろうとしています。
1週間は早いものですね。
とは言え、ちょっとだけ春の気配を感じます。

だが❓
春が近くなりつつあるのに、何故か気分が乗らないな.....。
不思議です。

「今は春に向けての充電期間かな⁉️」
と思う。

寒かったり、暖かくなったり....。
気候の変化に身体と心が、なかなか順応しません。
情緒が安定しません。
まあ、それが春直前の冬かな❓

情緒不安定な時は、慌てず静かに不安定な状態に漂う、それがいいと思う。

だが、今それが出来ません。
何故か気ぜわしい.....。
だから、気分が乗らない。
でも、楽しいことがしたい。
新しいことをしたい、見たい。
支離滅裂....。

さて、
「デンマークの真珠⁉️」
普段なら、素早く反応する心と口が言うことを聞かない。

顔に笑みを浮かべながら、黙って見ている旅神。
「ん、面白いね〜、人魚姫⁉️」
と、デンマーク人に話しかけるのが精一杯な感じです。


まあ、昨日も今日も生きた....。
昨日は、博多の友人宅で孟宗竹に入った焼酎を飲んだ。
今日は、熊本出張から博多に戻り絵を描いた。
頑張って生きた....。
自分を褒めよう。

でも、明日からどう生きよう⁉️
どう旅をしよう❓

     天然竹に入った焼酎です。
     賞味期限は1カ月、飲み頃は
     2週間です。
     竹の香りと、不思議なまろやか
     さが癖になります。

   熊本で鰻丼を食べましよう。

    やっぱり、鰻は美味しいですね。
    肝吸は何度でもおかわり自由です。
   
    美輪明宏さん、鰻食べました。

    春ですね〜。

    今日の絵は、ナスと洋梨です。
    1時間半で描きました。
    絵を描くこと、慣れたものになって
    きました。
    まさしく、継続は力なり。

   缶詰された、デンマークの真珠。
   なかなか開きません....。

    やっと真珠が登場❗️
    真珠は綺麗ですね〜。

   真珠は5種類あります。
   真珠はペンダントにできます。

    豚に真珠、失礼しました。


2015年2月24日火曜日

熊本の豚カツと博多のイタリアン

「毎日、食べ過ぎかな⁉️」

昨日もよく飲み、よく食べました。

昼は、熊本市内でナンバーワンの豚カツ屋「勝烈亭」です。
行列ができる店ですので、ちょっと早目に昼休みです。

外観、立派です。
店に入ると、食べログのベストレストランの表彰楯が目に入ります。
期待できるかな⁉️

オーダーは、日替定食です。
「お、ボリュームあるな❗️」
味はどうかな?
「ん、美味しい。」
CPは、高いと思う。
特に、コメが旨い❗️

旅神、最近はコメをあまり食べませんが、一膳食べ切りました。
なんと、一緒にきた熊本の友人は、おかわりしました....。
凄いな。

満腹、満足です。
「今日の夕食は何にしよう❓」
豚カツ食べたし、サッパリしたものが
いいな.....。

「そうだ、イタリアンにしよう❗️」
そういえば、博多でイタリアン行ったことない。
「よし、春は博多でイタリアンを極めよう⁉️」
意味不明...。

「あ、同僚が東京出張から帰ってくるな....。よし、誘ってイタリアンに行こう❗️」


    熊本市内でナンバーワンの
    豚カツ屋、勝烈亭本店です。
    
    2014年食べログのベストレストラン
    に選ばれています。
    現在は、4.1の評価です。
    期待出来そうですね❗️
    
    日替定食(勝烈亭定食)です。
    ボリューム満点、ごはんもツヤ
    ツヤで美味しいです。

   今日はイタリアンにしました。
   博多はイタリアンの店、多いです。
   これからは、イタリアンの店を
   新規開拓してみます❗️
   まずは、白ワインからスタートです。

    いろいろありますね。

    このお店、庶民的なイタリアン
    です。
    気楽さはいいですね。

    パテが準備中につき、似た感じの
    豚肉と鴨肉のリエットにしました。

    サラダ......。

    トリッパの煮込み、しっかり煮込ん
    であり美味しいです。

    グリル系は若鶏の網焼きにし
    ました。

    パスタはイカ墨パスタです。
    ん〜、結構いい味です。
    ちょっと酸味を感じますね、
    爽やかです。

    光の中に迷い込みました。

    イタリアンの店から家まで歩いて
    向かっていました。
    が、力尽き屋台で休憩です。

   ラーメン550円です。
   大将いわく、「ラーメンはどんなに
   取っても580円まで、それ以上取る
   店は駄目、良心的じゃないよ❗️」


2015年2月21日土曜日

酒蔵開き(糸島市の白糸酒造)

「雨降りそうだな❗️」

今日は、糸島市にある白糸酒造の蔵開きです。
最近の白糸酒造は『田中六五』で売り出し中の人気蔵で、蔵開きは毎年沢山の人で賑わいます。

まあ、九州は焼酎王国ですが、福岡県や佐賀県は日本酒文化圏となっています。
 
ちなみに、福岡県は70軒の日本酒蔵がひしめき合っていて、全国有数の酒出荷量を誇っています。

また、佐賀県は純米の銘醸地であり、
名酒揃いです。
酒名だと、鍋島、七田、万歳、東一、天吹、あたりでしようか。
その中でのトップランナーは、物語性からも『鍋島』が断トツだと思います。

今回、蔵開きに来た糸島の白糸酒造は、平成元年から酒造りを始めた、比較的新しい蔵です。

ただし、この糸島は酒米の最高峰といわれる山田錦の産地です。
白糸酒造は、この地の利を生かし急成長を続けています。

また、ハネ木搾りという上槽方法でやさしく絞るなど、愛情をかけた酒造りをしています。

旅神の今日買う酒のメインは、『田中六五 純米生』という酒です。
この酒は、山田錦特有の薄化粧でほんのり色香が漂う美酒です。
また、味は甘味、旨味、酸味、渋味とバランスがよく、大変飲みやすい酒となっています。
あとは、もうちょっと個性が出てくれば、名酒になっていきます。
 
更に急成長しそうな酒であり、いま飲むべき旬の酒です。
旅神、そう思います。

「さあ、蔵で酒を飲もう‼️」

    筑前前原駅から酒蔵までのシャトル
    バスが出ています。
    何とか乗れて良かった。
    これに乗れないと、次のバスまで
    1時間待ちとのことです。

   約15分で白糸酒造に到着です。
   まだオープン時間から余りたって
   いないのに、もう人集りです。
   さすが、人気蔵ですね❗️

    ん、これは何❓
    あ、ぐいのみか❗️

    入口にて、ぐいのみを買います。
    これで試飲酒を飲みます、100円。

   酒を飲む前に、限定酒を買うことに。

    今日のお目当ては、田中六五 生酒
    かな。
    都合、五本買いました、重い....。

    お〜、人が多いな❗️

   皆んな、飲んでますね。

    よし、試飲だ❗️
    やっぱり、出来立て生酒は旨い‼️
    合計、7杯飲みました....。

   それと甘酒一杯、アルコールなしの
   甘酒です。
   妙に美味しい。

    蔵の中は、角打の飲み屋状態です。

   お腹が空いてきたので、糸島の
   郷土料理「そうめんちり」を
   食べました。

   これ、最近食べた物のなかで
   1番美味しいかも⁉️
   お腹が空いてなからかな❓

    ワンちゃんも、酒を飲みに来た❓

    今日購入の3種類の酒です。
    酒を持ち、酒蔵から最寄駅まで40
    分歩きました。
    雨が降らなくて、本当に良かった。
    電車に乗ったら、雨が降ってき
    ました。
    旅神、何故かいつも雨が避けるん
    ですよね〜。


2015年2月20日金曜日

博多名物、水炊き

博多の食べ物、名物は色々あります。
もつ鍋、豚骨ラーメン、辛子明太子などなど....。
水たきも、博多の名物です。

博多の水たきは、東京の軍鶏鍋、京都のかしわ鍋、秋田のきりたんぽ鍋とあわせて、四大鶏鍋と言われています。

水たき、最初に薬味入りのスープを飲みます。
鶏の旨みが濃縮されたスープは美味で、どの店のスープも美味しく独自の味わいがあります。
まあ、水たきはスープが大事です。

スープを飲んだあとは、鶏肉やミンチ肉、野菜などをポン酢で食べます。

博多の水たきの有名店は、水月、長野、いろは、新三浦などでしょうか❓

最近、そんな老舗の水たき店が多い博多で、開店1年の店が注目されています。
店の名前は、『橙(だいだい)』です。
地下鉄大濠公園から徒歩3分ぐらいのところに店があります。
焼鳥店、鳥次の姉妹店とのことです。

旅神、開店当初からマークしていました。
でも、有名店の姉妹店って、個性がない残念な店が結構多いんですよね...。
で、「橙」も同じかと思い、訪問しませんでした。

ただ、1年たって「橙」を称賛する雑誌記事が頻繁に目に付く事が多くなってきたこともあり、訪問しました。

結果は、「想像以上に美味しかった」
です。
旅神、水たきはあまり好きではありませんでした。
が、この水たきはGOODです❗️
不思議に満足感があるんです.....。

メニューは、水たきと鶏唐揚げだけです。
水たき一本勝負の店ですね。
が、立派に鶏のコース料理になっているのに驚きました。
こういう店、好きです。

特に、最初のスープ、鶏肉の旨みが染み込んだスープ、野菜の旨みが染み込んだスープ、を順次飲ませて貰えます。

最初は薄め、だんだん旨みが染み込んだスープと、変化を楽しめます。
そして、旨みが染み込みつくしたスープで、〆の雑炊か素麺(ソーメン)を食すことが出来ます。

それらの料理全てを、女性店員の方が丁寧に対応してくれるので安心です。
例え、1人の客でも同じ対応をするとの事でした、それは良い❗️

これまでの、水たきの店のイメージとはチョット違う店ですね。
しかも、値段も水たきですので、リーズナブルです。
水たき1人前2700円、唐揚げ750円です。

「博多名物の水たきを食べるなら、どこがいいかな❓」
と言われれば、答えは簡単です。

「橙でしょう‼️」

自信を持って、お勧めできる店です。
これから益々、人気店になり予約が取りにくい店になる可能性大ですね。

旅神、また行きます❗️

    お店の外観、オシャレな感じて
    期待できます。
    旅神、この店の前を何度素通り
    していたことか....。
    もっと早く行けば良かったな❗️

    店内も清潔感がありますね。
    今日も満席だそうです。
    これらのテーブル分の予約で、
    入れ替えはしませんので、
    ゆっくりくつろげます。
    結果、予約必須です。
    お客は1人でもOKで、1人でも
    水たきを作ってくれます。

    調理器具もピカピカに磨かれて
    います。
    これを見ると、料理は期待できる
    と思います。
    
    鶏ゴマ、お通しです。
    鶏肉の新鮮さが分かります。
    水たきも期待できそうです。

    水たきが登場❗️
    スープに浮いた脂、美味しそう❗️

   まずはスープ、素朴な良い味です。
   また、器もいいですね。
   波佐見焼で揃えています。

    鶏のむね肉ともも肉です。
    味と適度な歯ごたえ、合格です。
    美味しいです。

   鶏唐揚げ、文句ない唐揚げです。
     
    このように、女性店員の方が
    水たきを作ってくれます。

    つくねが、投入されました。

    この砂時計の砂が落ち切れば、
    つくねの食べ頃です。

   つくねは、柚子胡椒で食します。
   博多らしいですね。

   後半は、豆腐と野菜を投入です。
   野菜の旨みがスープに染み込みます。

    〆は、雑炊にしました。
    鶏肉と野菜の旨み、滋味深い味わい
    になりました。
    橙、来て良かったです。