2015年2月1日日曜日

道後温泉と老舗名BARでの出会い

「大入亭、本当に美味かったな〜❗️」
と、気がつけば、男2人で何度も同じことを繰り返し言っています。

二人とも結構舌は肥えていますが、
その二人が文句なく満足しました。

「よし、温泉に入ろう❗️」
「せっかくだから、市電に乗り道後温泉駅まで行こう❗️」
と、向かいます。

道後温泉、全国的に有名な温泉です。日本書紀や万葉集にも、その名が記されているほど歴史は古い温泉です。

国の重要文化財である道後温泉本館を
中心に食事処やカフェ、みやげ物店が
集まり、温泉街の雰囲気を醸し出して
います。

さて、問題の塩素の状況はどうかな?
と、神の湯に入湯。
「ん、思ってたより塩素が気にならない⁉️」

だいぶ叩かれたからか、同じようにメジャーな城崎温泉の外湯や、有馬温泉共同浴場の金の湯などの塩素風呂に比べれば、まともな状況とみました。

一緒に入湯した彼いわく、
「塩素以外の衛生方法があれば検討したい」と、壁に書いてあったそうです。

ん〜、その姿勢は評価できる。
普段使いには、良いんじゃないかな。
道後温泉に、はるばる来た甲斐がありました。

さて、身体も温まった事だし、
松山二番町でチョット飲んでホテルに帰るとしよう。

松山二番町、五木ひろしのヒット曲
「夜明けのブルース」でも歌われた
松山を代表する夜の繁華街です。

そして、今日の目的の店は、
「バー露口」です。

80歳近いマスター夫妻に、全国的にも
ファンが多い、松山を代表する老舗の
名物バーです。

「バー露口へお願いします。」
と、タクシーに乗り込む。
「バー露口、店を閉めたかもしれません。」
と、タクシー運転手。

「え⁉️ 来るのが遅かったの❓」
「高齢だと聞いたが.....。」
「まあ、とりあえず行って❗️」

店の前に到着。
電気はついています、営業してる❗️
ドアを開ける、ほぼ満席だ。
 先客に席をつめてもらい、何とか座りました。

「何にしますか?」
「じゃあ、喉が渇いたので、ジントニックをお願いします。」
「ところで、さっき乗ったタクシー運転手が、露口は店を閉めたかもと言ってましたよ....。」
と、旅神。

「あら嫌だ、どこのタクシー? 」
「去年、病気で2週間休んでいたけど、
チョット休むとそんな事言われるのね。」
と、奥様。

安心しました。
優しくあたたかな雰囲気のご夫妻との会話と、マスターが作る極上のカクテルに心が癒されます。

「え、博多と熊本から船できたの⁉️」
と、会話が盛り上がります。

周りの客を巻き込み、道後温泉の話や、全国の温泉、方言、美食、BAR、絵画、写真部の話と、場は盛り上がり続きます。

まあ、旅神のお得意の分野ばかりですが....。
ただ、今回の旅の連れもなかなかの男で、話題豊富で華もあります。
二人のエネルギーとパワーが、次第にシンクロしていきます。

気がつけば、お客は我々二人とオーロラとホタルを専門に写真撮影している75歳の紳士だけになりました。

「また、来ますね、必ず。」
「名前は旅神です。」

「え、神様ですか⁉️」
ありがたい、ありがたいとマスター夫妻、名前をメモに書いて頂きました。

「今度、オーロラとホタルの写真を
見せますね。」
と、紳士。

ん〜、松山は人が素晴らしい‼️
明日の旅のヒントも頂いた。
皆んな親切だ。
絶対また来て、再会したい。
連れの顔を見ると、同じ思いだと思う。

「今度来るときは、飛行機か新幹線にしよう❗️」

夏がいいかな。

    松山の市電がやって来ました。
    夜は「坊っちゃん列車」走って
    ないのかな❓

   行き先が違う市電でした。
   松山の市電は、次から次へと
   すぐに来ますね。
   ナイスです❗️

   市電に乗車、レトロな感じが
   いいなぁ〜。
   値段は一律160円でした。

   道後温泉駅に到着しました。

   さすがに、夜10時なので人も
   少ないですね。

   道後温泉駅前の足湯です。
   これ、カラクリ時計なんです。

   深夜のハイカラ通りです。
   それでも人が歩いています。

    椿の湯、これも公衆浴場です。

   椿の湯を通り過ぎると、
   もうすぐ道後温泉本館です。
   あ、見えてきました。

   これが、道後温泉本館です。
   公衆浴場初の重要文化財に指定
   されました。
   度重なる増改築で迷宮と化した
   内部はもちろん、美しい建築美は
   一見の価値があります。

    中に入ると、こんな感じです。

   内部は撮影禁止ではありますが、
   チョット1枚撮影してしまいました。
   
    さて、温泉で身体も温まると、
    喉が渇きました。
    松山二番町の『バー露口』へ、
    タクシーで向かいます。
 
    何度もテレビや雑誌に出ている
    名物夫妻です。
    この昔ながらの8オンスのハイ
    ボール、最高の味でした。
    本当に素晴らしい方々で、
    お会いできて良かったです。

   サントリーで発売中の「角ハイ
   ボール缶濃いめ」は、
   バー露口が監修しました。

    絵の話題になりました。
    こんな絵を描いてください、
    と言われました。

    この絵もいいですね❗️

   右から2人目が、オーロラと
   ホタルの方です。
   好きなことをして生きている人は
   本当に若いですね。
   エネルギーいただきました。



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