2015年2月1日日曜日

松山の美食に感動

「結構、船揺れたね!」
と、旅神。

「そうですね。波の高さ1メートルはありましたよ!」
「ヨットなら出航出来ない波です」
と、ヨットを所有している彼。

「ん〜、そうなんだ。確かに、立っていられないぐらいだった。」
「こんな荒れた豊後水道を船で渡るなんて、一生自慢できるよ❗️」
「博多から飛行機だったら、もう松山に着いてると思うけど、この船旅が良いんだ‼️」
と、旅神。

でも、なぜか今日の揺れは全然平気であった旅神でした。

「よし、松山へ行こう❗️」
愛媛県の三崎港から、海岸沿いの道を一路、松山へ向かいます。
その距離70キロ、2時間の行程です。

「松山に着くのは19時ごろかな⁉️」
「腹が減ってきたな❗️」
「なんで、8時間もかけて松山に
  行くのかな❓」
  と、たわいのない会話の2時間です。

ただ、不思議と目的地の松山に近ずくほど、テンションが上がり自然に笑い声がでます。
本当に不思議です。

美食が待っています。
「旅神のセレクションは間違いないから❗️ 絶対美味いよ‼️」
と、なぜか自信満々です。

美食、旅の醍醐味ですね。
行程の苦しさも、美食と出会えれば
全て良き思い出になります。
困難であった行程ほど、思い出としては燦然と輝くものです。

それが、旅。
美食を信じて、男2人が四国の日が暮れた海岸を走り抜けます。

   松山も日が暮れました。
   19:30、夜はこれからです。

    松山の「大入亭」、魚には定評
    のある店です。
    お通しを食べて、料理のレベルを
    理解しました。
    ◎で、間違いありません。
    自分のセレクションに大満足です。

   さて、魚はなににしようかな❓
   全部、瀬戸内の近海物です。
 
   刺身盛合せ、1200円。
   鯛、オコゼ、鰆、マナガツオ、
   サヨリ、ヒラメ、ハギ、アコウ、
   コチ、イサキ、カワハギ、カンパチ、
   虎河豚、イカだこ、など。
   瀬戸内の魚は美味い‼️
   
    刺身には、地元の酒。
    愛媛の酒は、魚介類に合う酒が
    多いですね。
    いくらでも飲めちゃいます。

   この、マナガツオの焼き物も
   絶品です。
   臭みは全くなく、フワフワと
   清冽な味が口中に広がります。
   なぜか、とれたての天然鮎の
   味を感じました、不思議です。
   松山でも、希少な焼き物を
   頂きました。

    オコゼのほほ肉の煮付け。
    美味すぎて言葉がないです。
    現時点で、日本一のオコゼの
    煮付けです。
    唐津の洋々閣のオコゼの煮付けが
    1番でしたが、料理人が昨年引退
    し代替わりしたため味が微妙に
    変わりましたので。
    このオコゼの煮付けを食すために、
    飛行機でも行く価値あります。
    
   シラス入り玉子焼きです。
   人気メニューです。

    大将が、河豚のひれ酒を
    作ってくれました。
    普通のひれ酒の2倍は、河豚ひれが
    入っています。
    「セコイのは嫌いなので」
     と、大将。
    身体が芯から温まりました。
   
    よし、身体も温まったことだし、
    道後温泉に行って更に温まろう❗️




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